喫茶 孝二郎(@kissa_kojiiro)です
兵庫・神戸元町にある喫茶店『舌れ梵』さんです。
営まれているご本人方も何年創業か定かではないそう。
ほぼ間違いなく紹介される老舗喫茶店です。
中には台湾から「クリームソーダ」を求めてお客さんが訪れるのだとか、、
「ハニートースト」や忘れてはいけない「コーヒー」も味わってきましたので『舌れ梵』さんの魅力をたっぷりご紹介いたします。
【兵庫・神戸元町】舌れ梵 神戸元町の老舗喫茶店、植物で彩られた店内で頂くクリームソーダ。
『舌れ梵』さんはJR元町駅から徒歩3分のところにあります。
元町駅からは南西に位置します。
JR元町駅西口から交差点を渡り、
高架沿いに神戸駅側に少し歩き、
ワンブロック歩いた先の角を左に曲がります。
植物の生い茂る『舌れ梵』さんの店構え。
看板が隠れてしまいそうな勢いです。
表から見ただけでは営業中なのがわかりにくいかもしれません。
少し小さいですが営業中の文字も掲げられています。
中に入るとこれまた観葉植物やお花がたくさん。
マイナスイオンを感じるレベル、
「風の谷のナウシカ」の地下の小部屋を思い出しました。
常連さんと会話するマスターとマダム。
世間の憩いの名になっています。
マスターに小上がりになっている2人がけの席を勧められて着席します。
するとお冷やを持ってきてくれたママに、
「兄ちゃん大きいんやから、そんな狭いとこ座らんともっと広いとこ座り!!」と言われました。笑
丁寧にお断りして、そのまま2人がけの席に。
長い付き合いなはずなのに、
息ぴったりではない感じがおもしろい。
愛らしいお二人に心を掴まれました。
店内は奥行きがあり、席数はかなり多い。
ざっと20人程度、
8グループくらいは収容できそうです。
本棚には『舌れ梵』さんが紹介された関西の情報誌がたくさん並びます。
ママ曰く、
「ありがたいことにたくさん紹介していただいて、広告費にお金使ったことないのよ」
ここまでの人気店になると、たくさん雑誌の取材がくることでしょう。
『舌れ梵』のメニューはシンプルなラインナップ
コーヒーから始まり、紅茶にジュース類。
フードはハニートーストとアイスクリームだけ。
喫茶店の定番ラインナップが並びます。
今回はこれらのラインナップの中から
- 舌れ梵珈琲
- ハニートースト
- クリームソーダ
を注文しました。
舌れ梵珈琲
サイフォンで淹れられた、舌れ梵珈琲。
酸味とコクのバランスが良く、スッキリ飲めます。
サイフォンならではの「コクを感じつつ、スッキリした味わい」を感じました。
ハニートースト
国産蜂蜜を利用した、ハニートースト。
バターと蜂蜜がトーストに染み込み、
抜群の焼き上がり具合のトースト。
サクサクのしみしみです。
バターの塩味と蜂蜜の甘味がたまりません。
クリームソーダ
SNSで大人気のクリームソーダ。
今にも溢れそうなアイスクリーム。
ソーダの中にはイチゴやマスカットが入っています。
「綺麗に洗ってるから、フルーツも食べてね」とママさんから一言。
アイスの隙間からストローを通して、
少しずつ崩しながらいただきます。
子供の頃初めて飲んだクリームソーダを思い出しました。
あの頃に感じた「初めてのおいしさ」その記憶が蘇ります。
私にとって懐かしく、新しい味わいでした。
『舌れ梵』まとめ
常連さんが来店する中、
ちょうどお店が空いてる時にお話を伺うことができました。
マスターからは、
昔の神戸の話、いかに港町として発展してきたかを教えていただきました。
ママさんは創業当時に使っていたメニューを見せてくれました。
版画で作られたメニューは、
表の看板にも利用されているデザインです。
味のある、良い字体。
岩田健三郎さんの作品。
長く続く、愛される喫茶店。
私の見本とするお店がまた一つ増えました。
最近発売されたこちらの本でも紹介されていました。
合わせて読みたい
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喫茶店、グルメの紹介に加えて、
コーヒーの焙煎や抽出に関する知識や、
ためになる書籍などについて発信していきます。
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それでは今回はこの辺で、
店名 | 舌れ梵 (とれぼん) |
---|---|
ジャンル | 喫茶店 |
予約・ お問い合わせ |
078-391-0180 |
住所 |
兵庫県神戸市中央区元町通3-12-12 1F |
交通手段 | JR元町駅西口から徒歩3分
元町駅(JR)から228m |
営業時間・ 定休日 |
営業時間 8:00~18:00(祝祭日は9時から) 日曜営業 定休日 お正月とお盆を除き無休 |