喫茶 孝二郎(@kissa_kojiiro)です
今回訪問したのは、
鳥取県鳥取市にある『味暦 あんべ』さん。
鳥取旅をして喫茶店、カフェ巡りをしていたんです。
帰る前の最後の食事は、
さすがに美味しい海鮮料理が食べたい。
鳥取在住の先輩に連絡し食事に誘いました。
「予定があってその日は食事に行けないが、
『味暦 あんべ』のカニ丼はぜひ食べて帰ってくれ。」
鳥取に住んだことのある私も、初めて聞いた名前でした。
「時間があったら行ってみよう。」
そう思い頭の片隅にカニ丼を置いていました。
行きたいお店を巡り終わり、
ちょうどバスの時間まで2時間残し、鳥取市に到着。
「教えてもらったお店に行ってみるか」
軽い気持ちで足を運ぶと、そこには贅沢の極み究極のカニ丼が待っていました。
【鳥取・鳥取市】味暦 あんべ 6000円の蟹取県究極のカニ丼、人生で一度は食べたいグルメ!
『味暦 あんべ』さんはJR鳥取駅から徒歩10分程度のところにあります。
JR鳥取駅の周りは栄えている方でして、
居酒屋やカフェが割とあります。
観光には鳥取の焼き物が並ぶ、
「たくみ工芸展」もおすすめです。
「たくみ工芸展」は以前有名なカルチャー誌、
「Popeye」で鳥取で特集が組まれた時にも掲載されてました。
私は鳥取の窯元だと山根窯の焼き物が好きです。
どこか異国情緒がある作品に、
心が惹きつけられます。
もちろん『たくみ工芸展』にも、
山根窯の焼き物があるのでチェックしてみてください。
主張しすぎず、建物の間にひっそりとある小料理屋。
地図を見ながら、
近くまで行きコインパーキングに車を停め歩きます。
鳥取だとコインパーキングに
車を止めることはほぼないんですが、
駅の近くなので流石に駐車場はありませんでした。
薄暗い道を歩いていると店の明かりが見えてきました。
![](https://coffeeyashibo.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
うっかりしていると見逃してしまいそう。
店を示すものはこの明かりだけ。
![](https://coffeeyashibo.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
少し奥まった引き戸。
フラッと立ち寄る雰囲気では無い店構えです。
8席ほどのカウンターがあり、奥には座敷もあるのでしょう。
店員さんがサッと立ち寄ってきて
「予約されてますか?」と一言。
「してません。」
まずい、これは無理なパターンか、
店構えからそんな気はしていました。
「少々お待ちください。」
店員さんが大将であろう人と相談しに行きました。
諦めかけていましたが、
30分だけなら案内できるとの事。
ちょうど予約客の入れ替わりのタイミングで、
奇跡的に席につくことができました。
行く時は予約必須です。
『味暦 あんべ』あなたならどっちを選ぶ?究極のカニ丼!
![](https://coffeeyashibo.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
席につきメニューを見てみるとカニ丼しかない。
値段を見て驚愕、6000円!?
事前に教えて欲しかった。
もう取り返しがつかない。
6000円の丼を食べる心構えはできてないが、
4500円で妥協するのは逆にもったいない気が、
「親カニ丼極」6000円を注文しました。
- 内子塩茹で
- 生外子醤油漬け
- 生内子醤油漬け
どれも食べたことないです。
茹でガニの内子は食べたことありますが、
カニ味噌と一緒に食べたことがあるくらい。
生では当然食べたことない。
期待が高まります。
親カニ丼極
![](https://coffeeyashibo.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
美しい。
カニだけでこんなカラフルな丼が作れるなんて、
どこから箸を入れようか悩みます。
ベーシックなカニ身からいただくことに。
ほぐされたカニ身はフワフワですが、
身の詰まり具合が違います。
水っぽさがなく何もかけなくても甘みを感じます。
カニ味噌和えのカニ身は、
カニの風味が凝縮されています。
生の内子はクリーミーで、
白子などに似た濃厚な味わい口の中いっぱいに広がります。
内子の塩漬けは、
生とは違い身が締まり、
その分味わいも濃い、口の中で解れて味が広がります。
外子の醤油漬けは、
一粒一粒が小さいのにも関わらず、
海ぶどうのようにプチプチしています。
3つを少しずつ和えながら食べるのが幸せすぎる。
初めての味わい深さで、うまく言葉にできないです。
どんどん減っていくカニ身達、名残惜しくて一旦箸を置きます。
![](https://coffeeyashibo.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
カニ汁を飲んで一旦落ち着きます。
カニのエキスが濃厚に感じられるカニ汁、
ゴロゴロした大根は出汁をたくさん吸ってホロホロです。
このカニの外子もたまらない。
痛風まっしぐらです。
おかわりすると、
また写真と同じ状態でカニ汁が出てきます。
カニ汁と白ごはんだけで十分なほど贅沢なカニ汁です。
カニ丼に戻り名残惜しいですが、別れを告げます。
6000円のカニ丼はものの数分で姿を消しました。
人生で一度は食べたい、『味暦 あんべ 』究極のカニ丼!
言わずもなが、
人生で一番の丼ものでした。(値段も!)
値段も知らずに行った私ですが、
たまにの贅沢に食べるならいいか、
と割り切れるクオリティでした。
蟹取県と名を変えた、
鳥取県の本気を見ました。
日本酒飲みながら食べれたら、
格別だっただろうなー。
死ぬまでに後5回は食べたい。
次回は先輩にご馳走してもらいます!
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それでは今回はこの辺で、
店名 | 味暦あんべ |
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ジャンル | 懐石・会席料理、割烹・小料理、かに |
予約・ お問い合わせ |
0857-29-9125 |
住所 |
鳥取県鳥取市弥生町175-2 |
交通手段 | JR 山陰本線 鳥取駅から徒歩約10分
鳥取駅から623m |
営業時間・ 定休日 |
営業時間 昼 11:00~13:30 定休日 日 営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください |