皆さんこんにちは、
珈琲屋志望(@coffeeya_shibo)です。
今回紹介するのは、
ユザーン(U-zhaan)監修、
石濱匡雄 著、
『ベンガル料理はおいしい』
コーヒーが全く関係ないですが、
ブログを見てもらえれば分かる通り、
私はカレーも大好きです。
おうちでカレーも作る私がおすすめする、
カレーレシピ本です。
本書で紹介されるレシピは、
日本の家庭で作られるような、
カレーではありません。
本格的なインド料理店に行かなければ、
食べられないレシピが盛り沢山です。
「ご家庭にあるもので再現」
なんてものでもなく、
まずはスパイスを買い揃えるところから始まります。
そんな一風変わったレシピ本、
『ベンガル料理はおいしい』について、
詳しく紹介したいと思います。
ユザーン/監修、著者/シタール奏者石濱匡雄、おすすめカレーレシピ本『ベンガル料理はおいしい』
まずはこの本の製作を行った、
お二方を紹介しましょう。
監修 U-Zhaan(ユザーン)
オニンド・チャタルジー、
ザキール・フセインの両氏に
タブラを師事。
2014年に坂本龍一、コーネリアス、ハナレグミを
ゲストに迎えたソロアルバム
『Tabla Rock Mountain』をリリース。
著者 石濱匡雄(いしはまただお)
15歳でインドの弦楽器シタールを習い始め97年渡印、
モノジ・ジャンカール氏に師事。
在印中から様々なコンサート活動、
帰国後もインド政府主催のイベント出演や
数々のアーティストと共演するなど、
国内外で幅広く活動している。
インド在住経験を生かし、
現地の家庭料理の紹介、
自身の番組でのラジオパーソナリティなど、
多彩な側面を持つ
同年代のお2人が、
インドの伝統楽器に出会い、
インドに渡って、インドで出会っています。
なんという巡り合わせ。
インドでは数少ない日本人でしょうから、
親交が深まって当然ですね。
U-zhaan「個人的に石濱匡雄さんのレシピ集が欲しかった。」
もともとインド料理を作ることに
興味がなかったU-zhaanさん。
アルバム制作の関係で、
インドへ行けない時期が長引いた時、
ふと恋しくなったインド料理。
インド料理の腕前に一目を置く、
石濱匡雄さんへ連絡し、
レシピを教えてもらうことに。
言われた通りに作ると、
驚くことに求めていた味が。
実は石濱匡雄さんの料理の腕前は、
異常なレベル。
インド・コルカタでも知られていて、
現地で料理を振る舞うパーティーが
開催されるほどでした。
U-zhaanは石濱匡雄さんを、
師と仰ぐことにした。
いちいちレシピを教えてもらう連絡することに、
気が引け、面倒になったU-zhaanさんは、
思い切りレシピ本の製作に身を乗り出したのでした。
実際に作ってみた感想
未知なる味への探究心
![](https://coffeeyashibo.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
私にとって『ベンガル料理はおいしい』に
掲載されている料理のほとんどは、
食べたことのない料理でした。
未知なる料理を作っているわけです。
「どんな味になるのだろう」
「これであってるのか?」
ある程度味の想像のつく日本食とは違って、
とても新鮮な料理体験でした。
正解がわからない
![](https://coffeeyashibo.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
お店で食べたことがある料理なら、
「上手にできた!」と思えるのですが、
全く食べたことのない料理だと、
「こんなものなのか?」
「なんか足りないんじゃない?」
「これ辛すぎない?」
と正解がわかりません。笑
この出来事がきっかけに、
私は新たなる行動を始めるのですが、
それはまたの機会に。
時間がかかる
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レシピにもよりますが、
肉系の料理は時間がかかりがちです。
3時間置く、一晩置くなんてこともあります。
時短料理がもてはやされている、
現代人のトレンドとは逆行しています。
手間と時間はかかりますが、
その分できたときの達成感は倍増します。
ハードルが高い
![](https://coffeeyashibo.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
冒頭にも述べたように、
一般家庭にあるものでは、
つくることができません。
確実に、
専門店での買い出しが必要になります。
私に至ってはそこから楽しんでます。
バスマティライスを買った日なんて、
スキップで帰りました。
ただ一度一式揃えて仕舞えば、
ほとんど買い足す必要もなくなります。
第一歩踏み出せば、
快適なベンガル料理ライフが待っています。
番外編 読み物として
本来の使い方は、
当然レシピ本ですが、
単純にペラペラ読んでいるだけでも、
楽しめます。
レシピの合間合間には、
U-zhaanさんの明日使える小話や、
お二人の思い出話も盛り込まれています。
料理の完成写真も、
カラフルで美しく美味しそう。
「眺めているだけで満足」まではいきませんが、
Instagramの似たような投稿ほど、
飽きることはありません。
- スパイスの基本的な知識。
- ベンガル地方の食生活。
- 女性が大好きなチャイのレシピ。
さすがU-zhaanさん監修、
本筋以外も充実させてくれてます。
まとめ
「食べたことがない物を、
食べてみたい、作ってみたい」
そんなあなたにおすすめの一冊です。
未知なるスパイスの世界。
一歩踏み出せば、
ベンガル料理の虜に
なってしまうかもしれません。
私のブログでは、
喫茶店、グルメの紹介に加えて、
コーヒーの焙煎や抽出に関する知識や、
ためになる書籍などについて発信していきます。
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それでは今回はこの辺で、