喫茶 孝二郎(@kissa_kojiiro)です
先日紹介させていただきました、
『ベンガル料理はおいしい』
今回は著者である石濱匡雄さんが、
不定期で開催している、
『石濱シタール教室・インド料理部』
に参加してきました。
先日の記事でも、
紹介したのですが、
皆さんこんにちは、 珈琲屋志望(@coffeeya_shibo)です。 今回紹介するのは、 ユザーン(U-zhaan)監修、 石濱匡雄 著、 『ベンガル料理はおいしい』 [itemlink post_id="1094"][…]
ベンガル料理を作ることは、
私にとって未知なる新鮮な体験。
食べたことがない料理を、
レシピを見ながら探り探り作って楽しんでいます。
しかし、ただひとつ
どうしようもならない、
難点があります。
それは、
「正解がわからない」ことです。
日本料理なら、
全く食べたことがない料理は
ほぼないですよね。
レシピ通り作ってみれば、
うまくいったか、いってないか、
食べてみれば大体わかると思います。
でもベンガル料理に関しては、
私の場合、知識がなさすぎてわからないんです。
カレーが好きで、
本格的なお店にもよく行くのですが、
手を出したことのない料理のレシピが掲載されています。
『ベンガル料理はおいしい』の良い点なのですが、
私は正解を知って作りたいと思うようになりました。
レシピはわかりやすく掲載されていますが、
それでも「こんな感じ?」「こんな焦げる?」と
探り探り作っています。
作り方、味、ベンガル料理について、
もっと深く知りたいと思うようになった私は、
「石濱匡雄シタール教室・インド料理部」への
参加を決めました。
詳しいレシピに関しては、掲載しませんが、
教室の雰囲気、試食会、参加の仕方etc
について紹介したいと思います。
『ベンガル料理はおいしい』著者、石濱匡雄のカレー教室「石濱シタール教室・インド料理部」
石濱シタール教室・インド料理部とは
石濱匡雄の料理遍歴
シタールを始めた石濱匡雄。
18歳で渡印し、
モノジ・シャンカールに師事。
渡印後、インド料理屋でバイトを初め、
ホール担当の予定が、
いつの間にかキッチン担当に。
その後下宿先のお手伝いさんが辞め、
家族全員の料理を作ることになる。
ママさんの指示のもと、ベンガル料理を学ぶ。
数少ないシタール奏者の経歴を持つと同時に、
経歴も持っています。
修行のためインドに赴く、
U-zhaanさんによると、
現地人からも一目置かれるレベルだとか。
申し込みはFacebookのみで行われていますが。
予約が埋まってしまいます。
詳しい場所は参加される方に、
個別で連絡があります。
グループへの参加申請を行いましょう。
石濱シタール教室・インド料理部に参加。
なんとかFacebookでの予約を勝ち取り、
参加をすることができました。
石濱シタール教室・インド料理部では、
その日の献立にもよりますが、
大体3時間程度で2〜3品作り、
時間のある方で試食会という流れになります。
この日の献立は「コルカタのイスラム料理」
- マトンレザラ(マトンの白いカレー)
- パラタ
- シャミケバブ
- サラダ
の計4品。
名前を聞いても何かは全くわかりませんが、
おいしいことは間違いないと、
ワクワクしながら指定の場所へ向かいます。
辿り着いたのは、
マンションの一室。
石濱さんの自宅兼教室?で、
インド料理部は行われます。
かなり緊張しながら、
おうちに上らせて頂きました。
石濱さんのご自宅は、
エスニックな雰囲気と和の雰囲気が、
8:2くらいの割合。(畳の部屋があっただけ説)
壁紙から何からご自身で、
カスタマイズされたであろう内装、
綺麗に彩られた素敵なお家でした。
しばらくおうちで待たせていただくと、
続々と参加者が集まりだし、
計15名ほど集まりました。
ちょうどその辺りで、
自家製チャイとお茶菓子を出してくれました。
チャパティの生地でできた、
スポンジケーキ。
バナナの風味、ホロホロ軽い、
いくらでも食べれるやつです。
なんでもカレーが煮込みに時間がかかるので、
早く食べたいという声が毎回挙がるそうです。
そのために別で用意した、
ケーキを先にいただきます。
非常にありがたい。
しばらくお茶会と雑談が続いた後、
本題の料理へと進んでいきます。
素早く手際良い料理、見て学びメモを取る。
マンションの一室になっているので、
コンロは一箇所しかありません。
実際に全て自分でやるというよりは、
見て学び、時々手伝うといった感じで進みます。
一行程進むごとに説明が入り、
メモを取り、行程を見る。
質問の時間も設けられましたので、
気兼ねなく質問できました。
先生の手際の良さは料理人そのもの、
目分量で作っている20人前ほどの料理を、
頭の中で3〜4人前に換算してレシピを教えてくれます。
もしメモを取り忘れても、
後から聞けば教えてくれます。
参加者の中には、
- カレー料理店を営んでいる人
- インド料理部の常連さん
- 常連さんに連れられてきた人
などなどプロからアマチュアまで、
皆一緒になって学びます。
休憩を挟みながら、
和やかな雰囲気で進んでいきます。
スパルタな感じは一切ないので、
どなたでも参加できますよ。
にしても、
本職のカレー屋さんが参加するとは、
驚きでした。
2足のわらじどころか、
2足のウエスタンブーツ並みの強固なスキル。
私も喫茶店で自家製カレーを出そう。
そう心に誓いました。
カレーだけでなく、副菜の作り方も学べる。
インド料理部では、
メインのカレーだけでなく、
副菜の作り方もしっかり学べます。
こちらはお肉と豆をすり潰し、
ハンバーグ状にして、
コロッケのように揚げる『シャミカバブ』
主食に位置する『パラタ』
粉の状態から練って、
変わった方法で成型し、
フライパンで焼きカリモチに、
ナンとはまた違った感じで、
こっちの方が好きかも。
インド風の付け合わせサラダの作り方も、
地味にこれが一番使えますね。
コルカタセットが完成
約3時間かけ、
コルカタセットが完成しました。
16:00から作り出して、
完成したのは19:00ごろ。
その間スパイスの匂いに晒され続け、
私の胃袋は限界を超えて腹ぺこに。
早く食べたい気持ちを抑え、
上品に振る舞うのに必死でした。
マトンのレザラ
真っ白です。
できるだけ色付けず、
カシューナッツとケシの実ペーストで、
このような仕上がりになっています。
お肉はマトンを使用していますが、
臭みは全くなく、
かなり煮込んだおかげで
とても柔らかくなっています。
スパイスの香りが立ち込め、
辛いけど甘くてクリーミー、
食べなきゃ伝わらないこの味。
シャミカバブ
プレート写真右下
コロッケのように揚げ焼きにしてあります。
ホクホクしてます。
ちょっとパテっぽいかな。
こちらもマトンですが、
臭みゼロ。
簡単にいうと、
スパイスコロッケって感じですが、
そんな簡単に終わらせれない、
これも食べなきゃ伝わらないです。
パラタ
写真プレート中央下
ローズウォーターを少し入れてあり、
香り高い、パラタ。
もちパリな食感。
主食も自分で作ったのです。
感動します。
サラダ
見た目とは裏腹に、
付け合わせのサラダが一番辛い。笑
スパイスと一緒に混ぜ込んだことで、
パンチの効いたサラダになってます。
まとめ
詳しいレシピは公開せず、
教室の雰囲気だけをお伝えしました。
今回のブログを見て、
インド料理を食べたくなった方、
作りたくなった方、
ここまで本格的に作って食べれるのは、
『石濱シタール教室・インド料理部』
だけといっても過言ではないと思います。
私は「食べた事がないものを食べる」
のが大好きです。
食べず嫌いは損だと思います。
石濱さんのカレーを食べてみることを
おすすめします。
イベントなどで出店することもあるようなので、
HPを確認してみてください。
興味があれば、
『石濱シタール教室・インド料理部』も
チェックしてみてくださいね。
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それでは今回はこの辺で、