喫茶 孝二郎(@kissa_kojiiro)です
今回紹介するのは、
大阪・淀屋橋にある『喫茶ネイキッド』さん。
オフィス街にある、自家焙煎喫茶店です。
カウンターにある焙煎機で焙煎される、深煎り珈琲。
コーヒー本来の旨味を、
飛ばさないよう、少量ずつ、
丁寧に焙煎されています。
深煎りコーヒーをメインに提供するお店は、大阪に何店舗かあります。
その中でも隠れた深煎り珈琲店『喫茶ネイキッド』さんを紹介していきます。
喫茶ネイキッドが紹介されている書籍
【大阪・淀屋橋】喫茶ネイキッド オフィス街にある自家焙煎コーヒー店、深煎り珈琲飲めます。
『喫茶ネイキッド』さんは、
淀屋橋から徒歩10分のところにあります。
お店のキャッチコピーは、
「知ってる人しか知らない自家焙煎珈琲屋」
御堂筋線を野村証券のビルで曲がり、三休橋筋の方に歩くと見えてきます。
この辺りは落ち着いていて、とても良いエリアだと思います。
今はオフィス街といった印象ですが、
これから住宅地として開発されていくエリアでもあります。
細長い店内にはカウンターが6席
2名かけのテーブルが2つ、4名かけのテーブルが2つありました。
少し味のある店内、艶のあるフローリング。
テーブル席はダイニングテーブルのように、
腰を据える事ができます。
写真右奥にやかんがあるスペースが確認できると思います。
入り口左側がこのスペースに当たります。
TAKE OUTの看板から考えられるに、
時間帯(朝とか?)によっては店先のスペースの方に立ち、珈琲を提供することもあるのでしょう。
エリア的にオフィス街の側面が強いので、TAKE OUTのお客さんも多そうです。
奥のカウンタは構造上、店舗正面からは見えません。
店先のスペースであれば営業中かどうかもわかりやすいし、急いでる人も買いやすそうです。
『喫茶ネイキッド』のカウンター上には小さな焙煎機が
店内一番奥の席に座ったのですが、
カウンターを横切るときに、カウンター上に生豆があったのが確認できました。
自家焙煎店であるのを裏付けると共に、
「ハンドピックの最中だったかな?」と思いましたが、よく見ると生豆の後ろに小さな焙煎機が見えました。
おそらく容量は500g〜1000g程度でしょうか、構造的にほぼ手廻しに近いものだと思われます。
壁や天井が所々茶色く色づいてるのはこのためでしょう。
プログラムされた焙煎を、豆を投入してボタン1つで行なっている店も多い中、このようにアナログ焙煎機を使っているお店は珍しい。
喫茶ネイキッド店主おすすめスマトラマンデリン100%の極深珈琲を
店主おすすめの一品とされている、
極深珈琲を注文。
スマトラマンデリン100%とあります。
一般的にはマンデリンはスマトラ式という製法で作られます。
ここでいう製法は、
コーヒーの木の育て方ではなく、
実った果実の処理方法をさします。
コーヒ豆には様々な製法があります。
非水洗式、非水洗式、半水洗式などこれからも製法は新しく生み出されていくと思います。
スマトラマンデリンはスマトラ式と言われる製法。
ポイントは、
- 生豆の状態で乾燥させる。
- ミシュレージがついたパーチメントを十分に乾燥させないまま脱穀
- 水分値が他の精製法よりも高い
この製法によって独特の風味が生まれます。
極深珈琲
極深珈琲を注文すると、
「濃いですが、よろしいですか?」と確認されます。
ハリオの円錐型のドリッパーで、
点滴のようにポタリポタリとじっくりドリップ、
丸く、薄くも厚くもない綺麗な白いマグカップ、液面には泡1つありません。
深煎りの香ばしい、甘みのある香り。
まずは一口、程よい苦味を感じ、苦味と同時に甘みを感じます。
二口目やはり甘み、
後味には苦味が残りますが、心地よい苦味です。
私は深煎りのじっくり抽出された珈琲は
とろみがあるような感じがします。
一杯目をすぐに飲み終わってしまったので、追加注文します。
喫茶ネイキッドオリジナルのブレンド
二杯目の注文はブレンドにしました。
先ほどより飲み口が広がっているマグカップで、
こちらの方が香りが立ちやすくなっている構造ですね。
まずは一口、
先ほどとは違い酸味が際立ちます。
深煎りに口が慣れているのでより感じるのでしょう。
二口目よりクリアに感じます。
すっきりとした飲み口、
舌に少し酸味を感じすっと消えていきます。
後味に苦味は残らず、
珈琲の感覚が口に残ります。
感じた酸味はフレーバリーで、
柑橘系の酸味のようにも感じました。
対照的な2杯でした。
大阪・淀屋橋でひと息つくのにオススメ、テイクアウトも可
オープンして10年ほどたつ『喫茶ネイキッド』淀屋橋の土地柄にあった自家焙煎珈琲店です。
ひと息つくのもよし、
オフィスにテイクアウトするのもよし。
ドリップバックも販売していたので、
珈琲好きのお得意先の手土産にも、笑
ナポリタンや、カツサンド(今はお休み)ケーキなど
フードは豊富ではありませんが、用意されていますので小腹が空いた時にも利用できますね。
この日は天気が不安定で、
退店する頃には外は雨が降っていました。
もう閉店の時間だったため
店主も店先まで出てきて一緒に雨の様子を確認。
何気ないワンシーンでしたが、
なぜか心が安らぎ、雨の憂鬱な気分も晴れました。
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それでは今回はこの辺で、