喫茶 孝二郎(@kissa_kojiiro)です
大阪・北浜にある『カシミール』さんです。
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各々店主こだわりのスパイスカレーを提供しています。
実は来店のハードルが高いのも特徴です。
場合によっては時間が14:00ごろまでずれ込む場合もあります。
ずれ込む場合は当日店舗にオープン予想時刻が張り出されます。
「暗黙のルール」「気難しい店主」「1日をカシミールに捧げる覚悟」などハードルの高さを示す書き込みが多数見られます。
【大阪・北浜】カシミール 大阪スパイスカレー界伝説の名店、絶えず行列のできる唯一無二のカレー。
『カシミール』さんは、
北浜駅から徒歩5分のところにあります。
京阪とOsaka Metro(堺筋線)が連絡する駅で、JR大阪からは淀屋橋での乗り換えが必要です。
辺りはビジネス街になっていてお昼時はビジネスマンの往来が激しいです。
今回私は11:30を目標に『カシミール』に向かいました。
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店の前につくと、当然まだお店はオープンしてなくて貼り紙もありませんでした。
店前には行列はなく、
少し南にずれたブロックの角に4名並んでいました。
初めは店と行列の間に雑貨屋?カフェ?のようなお店があり、そちらの行列かと思いました。
先頭の方に聞いてみると『カシミール』の行列とのことなので5番目の最後尾に並びます。
この時点で11:40頃だったはずです。
ほんのりスパイスの香りがします。
貼り紙がないということは12:00オープンで間違いなさそうです。
大阪スパイスカレーの名店『カシミール』オープン
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12:00を少しすぎた頃、店のドアが開き
「お待たせしましたー!どうぞー!」と声かけ。
ゾロゾロと行列が店の中に吸い込まれていきます。
この時点で私の後ろに1人だけ並んでいて合計6名の行列でした。
スパイス香る細長い廊下を抜け店の中に入ります。
L字型カウンターで清潔感のある店内、
席は6席あり、間隔は広く取られています。
ネットでの前評判のこともあって緊張します。
しかし店主さんは優しい笑顔で迎え入れてくれ、
「お待たせしました。ありがとうございます。」と丁寧な接客をしました。
ネットでの前評判とは全く違う丁寧な接客。
無愛想な頑固な店主をイメージしてた私は驚きました。
「わからないことがあれば聞いてくださいね。」とメニューの説明も厭わない精神。
まず3名注文を受け、4番目のお客さんに、
「一度に3つしかできないので後で注文お聞きしますね。」と説明。
満席時に来店したお客さんには、
「席が準備できたらお呼びしますので、よろしければ廊下でお待ちください」と説明。
ネット上で囁かれる暗黙のルールは全て店主さんの口から説明されました。
思い描いていた店主像と全く違う姿でした
なぜあんなに誤ったイメージが世に流れているのか不思議なくらいです。
名店『カシミール』のメニュー説明
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お店でも説明は受けれますが、
一応ここでもメニューの説明をしておきます。
『カシミール』さんでは、
まずベースとなるカレーが5種類あります。
- ビーフ
- チキン
- マトン
- キーマ(マトン)
- ほうれん草チーズ
以上5種類になります。
まずはベースを決めましょう。
といってもこのベース決めが一番悩みますよね。笑
※この他に「ヤサイ」「タマゴ」というカレーもあります。
その場合はそれにて完結。
加えて単品のトッピングも可能ですがあまりベーシックな注文ではないと思うので割愛します。
ベースを決めたら野菜(ミックス)をトッピングするかを選びます。
ミックスにはA(卵なし)、B(卵あり)の2種類があります。
『カシミール』のカレーは、
生野菜を直前にトッピングすることで、
野菜の甘みや素材本来の味を残したままカレーとして味わうことができる点が特徴だと私は考えています。
「スパイスの配合が知りたいから野菜はいらない!」などのこだわりがなければミックスを注文することをおすすめします。
卵の有無はマイルドさにつながるかな?
半熟煮卵がトッピングされます。
そして最後に白米か玄米かを選びます。
ほとんどの方が玄米を選びます。
店主さんも玄米を推奨している感じでした。
ちなみに私は悩んだ挙句、
「ビーフ ミックスA 玄米」を注文しました。
家を出た時はマトンで決めてたのですが
前に並んでた4人が「チキン、キーマ、チキン、チキン」と注文したので、
チキンに気持ちが揺れ、焦ってメニューの①番だからという理由でビーフにしました。
自分でもわけがわかりません。
次回はブレずにマトンを注文したいと思います。
完成!大阪スパイスカレー界のレジェント『カシミール』のカレー
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注文を済ませると、
3つのフライパンで仕上げが始まります。
すぐそこの見える位置で、
店主さんが真剣にカレーと向き合う姿に誰もが見入ることでしょう。
火加減を調節しながら、
複数ある大きな鍋からペーストをすくいながら配合していきます。
店内はニンニクやスパイスの香りで埋め尽くされ嗅覚を刺激します。
根菜、きのこ、フレッシュなトマト、豆腐、葉物、順番に投入されカレーが出来上がります。
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丸い大きな器に平たく盛られたカシミールのカレー。
よくあるライスとルーが半々の盛り付けではなくご飯の上に直接ルーがかかっています。
シャバシャバしててドロっとはして無いですが、ルーはとても濃厚。
口に運ぶと広がり、鼻から抜けるスパイスの香り。
マスタードシードやピリリとくるスパイスを感じます。
カシミールのカレーは食べる位置によって味が変化します。
トマトと一緒に食べれば酸味を感じるし、
芋と一緒に口に運べば甘みを感じます。
「酸味」「甘味」「辛味」味覚がフル活動します。
ビーフは牛すじを煮込んでいて旨味が凝縮されていました。
豆腐が入ってるのが珍しいですが、
考えてみれば合わないわけないですね。
豆のカレーだってあるんだから当然合います。
食べ進めていると汗がにじみ出てきました。
ゆっくり噛み締め味わいます。
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途中で卓上のピクルスでリフレッシュ。
さっぱりして辛味をリセットして食べ進めれます。
ホールスパイスは皿には残っていませんでした。
仕込みの段階で砕いているか取り出しているか、
ホールスパイス残ってるのが苦手な人も安心ですね。
生きるレジェント店『カシミール』まとめ
食べるのが遅くても焦る必要はありません。
続々と周りの人が席を立っても、
「ゆっくりでいいですよ。」と声をかけてくれるほどです。
席を立つときには、
「ありがとうございました。」としっかり声掛け。
なぜ気難しいイメージになっているんだろう。
すごく丁寧で良い印象を受けました。
「1日カシミールに捧げる」そんな必要なんてないです。
私は並びだしてから1時間ほどで退店しました。
退店したときは10名ほど行列ができてました。
確かに最後尾の人が食べ終わるのはずいぶん先だとは思いますが、それは仕方ない事。
『カシミール』さんは超有名店、多少並ぶことは覚悟しましょう。
オープンより30分早く行けば特に問題なさそうです。
もし長蛇の列だったなら諦めてまたチャレンジしましょう。
周辺にも有名なカレー屋さんはたくさんあります。
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「地方から出てきてどうしても食べたい!」とかの場合は1時間前に行き貼り紙を確認。
ずれ込むようなら周辺で時間を潰し予定時刻の1時間前に並び直すとかで確実に食べれると思います。
退店してからは、
スパイスで体が満たされ大満足。
『カシミール』のカレーを食べたんだという達成感と多幸感を感じました。
またチャレンジして、
次回は「マトン ミックスB 玄米」を食べようと思います。
次回はいつ行こうか。
噂によると夏場は休むようなので、しばらく先にはなりそうです。
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