喫茶 孝二郎(@kissa_kojiiro)です
今回訪問したお店は東京・渋谷にある喫茶店『茶亭 羽當』さんです。
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世界に影響を与える日本の喫茶店文化。
雰囲気、食事、珈琲どれを取っても超一流。
細かいところにも拘られた店内を見て、
名店を肌で感じました。
皆さんにも実際に足を運んでいただきたい名店。
精一杯魅力をお伝えしていきたいと思います。
【東京・渋谷】茶亭 羽當 世界に影響を与えた日本の喫茶店文化、名店の味わい深い深煎り珈琲。
『茶亭 羽當』さんは渋谷駅から
徒歩3分の場所にあります。
実際に駅から歩いてみましたが、
ほぼ駅前。
めちゃめちゃ近いです。
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店構えから名店の匂いがプンプンします。
道路に面しているお店ですが、
外から店内の様子を確認することはできません。
完全に表から見えてしまうと、
落ち着きにくい方もいらっしゃいますよね。
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一枚木を掘り込んだような看板が目印。
さっそく中へ入ります。
渋谷『茶亭 羽當』和の雰囲気の中に、西洋文化が盛り込まれた店内
中に入ると、
店内にはとても奥行きがあり、
左に折れる形でL字状になっています。
確認できる限り、
カウンターが15席、
テーブル席は6卓以上はあります。
(構造上L字型なので、把握が難しい)
かなり広いです。
どこか和の雰囲気を感じる、
古民家風の店内です。
飾られている絵や、
焼き物は西洋のものが多いです。
和をベースに、
西洋のものが織り交ぜられています。
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どの作品も優雅で高級感があります。
中でも注目すべきはカウンター奥のマグカップ。
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カウンターは実際この倍はあるのですが、
幅いっぱいにマグカップが並んでいます。
中央で抽出しているマスターが、
来店したお客さんを見てマグカップをチョイスしてくれます。
どんなマグカップで出してくれるのか楽しみ。
ここだけ抜き取ると和の雰囲気を感じますね。
濃い茶色の店内と、梁のある天井。
私が好きな雰囲気。
抽出をしてるマスターの右側では、
本格的なケーキが作られています。
生クリームがたっぷり塗られています。
こちらもは食べずにはいられませんね。
渋谷『茶亭 羽當』深煎りの珈琲とトースト、自家製ケーキを注文して大満足!
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『茶亭 羽當』のドリンクメニューです。
- 羽當オリジナルブレンド
- キリマンジャロ
を注文しました。
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こちらは裏面のフードメニューです。
自家製ケーキが楽しみです。
- バタートースト
- シフォンケーキ(紅茶)
- ベイクドチーズケーキ
奮発して食べすぎてます。
店員さんに対して、
メニューのことに質問してみると、
何について聞いても、的確な返答。
細かいところまで配慮が行き届いています。
コクの伸びが良い羽當オリジナルブレンド
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素敵なマグカップです。
ちょうど私が着ていた服と同じ色でした。
(白いTシャツに黄色の柄シャツを着ていた)
さっそく一口。
酸味と少しの苦味を感じます。
マイルドな飲み口だが、
薄さは感じずコクを感じます。
酸味が初めにきて、
スッと消えていく。
珈琲を飲んだコクは長く口に残り、伸びがいいです。
珈琲の奥深さを体感しました。
飲んだことがあるようで無い。
素晴らしい一杯。
酸味をしっかりと感じるキリマンジャロ
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これまた素敵なマグカップです。
色合いが良く、高級感溢れますね。
まずは一口、
初めはマイルドな印象でしたが、
時間差で酸味がやってきました。
ブレンドと比べると、
やや酸味が前に出てきてる印象です。
果物に例えると、
レモンのような酸味です。
キリマンジャロも伸びやかなコクを感じました。
どちらの珈琲も、
濃度感がしっかりあるが、苦すぎない。
舌をしっかりと包み込む珈琲のコクが味わえます。
クラシックなバタートースト
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バターがしっかり染み込んだ
バタートーストです。
小さなサラダもついてきます。
シンプルなバタートーストです。
ベーシックなものにも高級感があふれる。
欲しい味がここにあるって感じですね。
レベルの高い自家製シフォンケーキ
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『渋谷 羽當』自家製シフォンケーキ、
驚くほどシフォンケーキはふわふわ。
さらに驚いたのはこの生クリーム。
抜群に滑らかで、舌触りが良いです。
甘さは控えめなんですが、
存在感が半端ないです。
シフォンケーキに寄り添い、
味のレベルを格段に引き上げています。
喫茶店が自家製で作るケーキのレベルでは無いです。
是非注文してください。
ベイクドチーズケーキは味変が楽しめます。
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ベイクドチーズケーキは
マーマレードソースと、
生クリームが添えられています。
重厚感があり、口に含むと
口いっぱいにチーズの風味が広がります。
水分量がちょうどが良く、
しっとりしています。
クリームと一緒に食べたり、
マーマレードソースと食べることで
味変できます。
配合を変えて楽しんでみてください。
渋谷 『茶亭 羽當』エージングコーヒー(デミタス)を注文しました。
「コーヒーの生豆を寝かす」
という話をよく聞きます。
一般的にはこのように言われています。
エージングコーヒー(オールドコーヒー)
生豆は寝かせることで、未熟ゆえの渋みやえぐみが程よく抜け、飲みやすくなる。また生豆の水分量も安定するので焙煎しやすくなる(火が入れやすい)。
甘みや旨味が増すという意見もある。
熟成度を変えて飲み比べたことがないので、
詳しくははわかりません。
コーヒーの味を構成する上で、
好ましいことですね。
感じれる味の幅が広がると思います。
「エージングコーヒーのデミタス」なので、
濃い濃度感を楽しむことができます。
2種類あったので特徴を聞いてみますと、
- 楡(ニレ)=苦味が強い
- 五番町=比べると軽い飲み口
私は悩みましたが、
濃い口をいただきたかったので、
楡(ニレ)にしました。
抽出には20分ほどかかるとのこと、
早めの注文がおすすめです。
楡
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先ほどとは香りが違う。
深煎りの香ばしい香りがします。
その後に甘みが押し寄せます。
こちらも他ではなかなか飲めないと思います。
是非注文してみてください。
渋谷『茶亭 羽當』世界に影響を与えた日本の喫茶店
タイトルで「茶亭 羽當」さんが、
世界に影響を与えたと綴りました。
有名な話ではありますが、
ブルーボトルコーヒーの創業者が日本に来日した際に「茶亭 羽當」に訪れて影響を受けたと語っています。
ある雑誌では、『茶亭 羽當』について、
「これ以上の喫茶店はできない」
とも語っています。
どうですか?
行ってみたくありませんか?
私からも是非来店をオススメします。
日本の喫茶店文化を一度体感してみましょう。
合わせて読みたい
私のブログでは、
喫茶店、グルメの紹介に加えて、
コーヒーの焙煎や抽出に関する知識や、
ためになる書籍などについて発信していきます。
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それでは今回はこの辺で、
店名 | 茶亭 羽當 (チャテイハトウ) |
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ジャンル | コーヒー専門店、喫茶店、カフェ |
お問い合わせ |
03-3400-9088 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 |
東京都渋谷区渋谷1-15-19 二葉ビル 2F |
交通手段 | 渋谷駅東口より徒歩3分
渋谷駅から271m |
営業時間・ 定休日 |
営業時間 11:00~23:30(L.O.22:30) 日曜営業 定休日 無休(年末年始は要確認) 営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |