ハリオ(HARIO)ダブルステンレスドリッパー・粕谷モデルの特徴と使い方 ネルドリップの味を再現した金属フィルター

喫茶 孝二郎
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喫茶 孝二郎(@kissa_kojiiro)です
今季のハリオ(HARIO)は新商品をたくさんリリースしています。
ラインナップは初心者向けのものが多く、
今まで自宅でハンドドリップをしてこなかった層に向けた商品が多いです。
一気にお湯を注ぐだけで安定した味が得られるものや、均一に抽出を行えるもの。
みなさんのコーヒーライフのスタートアップにつながる商品が並びます。
その中でコア層の商品と言えるのが、
今回紹介する『ダブルステンレスドリッパー・粕谷モデル』
ネルドリップをイメージして作られたドリッパーです。
実際に自宅でネルドリップを行っている私が、
『ダブルステンレスドリッパー・粕谷モデル』とネルドリップを比べてみました。

ダブルステンレスドリッパー・粕谷モデルとは?

ダブルステンレスドリッパーは、
ハリオ(HARIO)から発売されていた『ダブルメッシュメタルドリッパー』をネルドリップ風にアレンジしたもの。

円錐形だった形をネルフィルターのように半円状に作り、ネルドリップのお湯流れを再現しています。

その監修をWORLD BREWERS CUP2016年度優勝者(アジア初)・粕谷哲氏が行っています。

ネルドリップの奥深い味わいと職人が生み出すような丁寧な時間をより手軽に楽しんでもらうための新しいドリップスタイルを提案しています。

ダブルステンレスドリッパー・粕谷モデルの構造

ダブルステンレスドリッパー 底面メッシュ

『ダブルステンレスドリッパー』は、
サイドのダブルメッシュ構造と底面のシングルメッシュ構造を採用しています。

ダブルメッシュ構造は微粉の漏れを防ぎ、
シングルメッシュ構造でお湯抜けの良くしています。

ドリッパーの位置によってメッシュ構造を変え役割を持たせ、
よりネルドリップに近い抽出が行えるようになっています。

ペーパードリップでは抽出しきれないコーヒーオイルも抽出が可能です。

ダブルステンレスドリッパー・粕谷モデル お手入れ方法

ダブルステンレスドリッパーは、
ステンレスフィルターなのでペーパーを使用しません。

ペーパーを使用しなくてもいいメリットはありますが、抽出後フィルターに粉が付着するのでしっかり洗い流す必要があります。

毎回洗剤を使わなくてもいいと思いますが、
コーヒーオイルが付着してくるため少しベタついてくるかも。

耐久性の高いステンレスと、
間口が広く洗いやすい構造になっています。

お手入れ的には今までのステンレスドリッパーとあまり変わりません。

ダブルステンレスドリッパー・粕谷モデル 使い心地

ダブルステンレスドリッパー 使い心地

実際にドリップしてみると、
ドリッパーの構造が深く感じました。

1投目に狙ったところにお湯を落としにくい感じはしましたが、水位が上がれば問題はない。

お湯の流れはかなりゆっくり。

金属フィルターは湯流れが早い印象でしたが、そこはネルの感覚に近いです。

手で持っても抽出できるため、
ネルドリップのように両手を使っての抽出も可能です。

慣れていけばドリップの幅が広がりそうです。

ダブルステンレスドリッパー・粕谷モデル 味

淹れたコーヒーを飲んでみると、
やはり少し微粉は出てしまっているものの、かなりネルの感覚に近かったです。

甘味や、マイルドさ、コクの出方が再現されています。

微粉フィルターなどを用いて、
あらかじめ微粉をカットしておけばさらにネルの味わいに近づける事ができるでしょう。

そこまですると初めからネルで良い気もしますが、
ドリッパーの管理が楽なのでその点において差がありますね。

ダブルステンレスドリッパー・粕谷モデル  まとめ

ダブルステンレスドリッパー 使い心地

ハリオ(HARIO)今季新商品の『ダブルステンレスドリッパー』

ネルドリップしてみたいけど、ネルの管理はちょっとめんどくさいという方におすすめできるドリッパーです。

手軽にネルの味が再現できるので、
ネルドリップに興味がある方はぜひチェックしてみてください。

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