【おすすめ書籍】手編み焙煎の手順もわかる、「とにかく、おいしい珈琲が飲みたい」焙煎師から学ぶ珈琲と寄り添う人生の始め方。

喫茶 孝二郎
皆さんこんにちは、
喫茶 孝二郎(@kissa_kojiiro)です

今回は珈琲に関する書籍の紹介です。

主婦と生活社から出版されている、

とにかく、おいしい珈琲が飲みたい
〜中川ワニ珈琲と、まかない珈琲〜
中川ワニ・中川京子著

2015年に出版された、こちらの一冊。

私の手元に来てから数年が経ちますが、
たまに読み返します。

焙煎をするようになった今、
再び目を通してみると、
焙煎をしたことがなかった当時とはまた違った感覚で読むことができました。

長年焙煎師としてキャリアを積んできた、
中川ワニさんと一緒に暮らす京子さんの日常が垣間見える本書を紹介します。

【おすすめ書籍】手編み焙煎の手順もわかる、「とにかく、おいしい珈琲が飲みたい」焙煎師から学ぶ珈琲と寄り添う人生の始め方。

中川ワニとは?

中川ワニとは

1964年石川県生まれ、画家・焙煎師。
中学生で珈琲に目覚め、1994年”中川ワニ珈琲”を立ち上げる。
以後、珈琲の焙煎の傍ら全国各地で珈琲教室や
JAZZのお話会などを行っている。
焙煎を始めて25年、あえて実店舗を構えず自宅兼アトリエで焙煎を行う。
この本の中心人物は中川ワニさんですが、
主な語り手は奥さんの中川京子さんです。

中川京子とは

1972年滋賀県生まれ、小鳥オブジェ作家。
アパレル会社でデザイナーとして活躍後、
中川ワニとの結婚を機に独立。
ライフワークは端布での小鳥のオブジェ作り。
”日々の暮らしを楽しむ珈琲との生活”を
「中川ワニ∞アトリエ」の名で提案する。
※Facebook :中川ワニ∞アトリエ

お米を炊く、珈琲を淹れる。気持ちは同じ

本書は中川京子さん(以下まかないさん)が、
中川ワニさん(以下ワニさん)に、
質問する形式で展開されていきます。
まかないさん単体での話の進行もありますが、
基本はその形式が多いです。
ワニさんの焙煎を見ていたり、
話を聞いてるまかないさん。
直接何かを教えてもらうというよりは、
ワニさんの焙煎の観察に近いです。
まかないさんの目線で描かれているので、
自分もワニさんを観察して学んでいるような感覚になります。

お米が炊けた、珈琲淹れた、感覚は一緒だと思う

日常に珈琲が寄り添っている、
中川さんのお宅。

日常から感じる珈琲への想いがうまく描かれています。

手編み焙煎の始め方がわかる!

本書では、
手編み焙煎の手順がイラスト付きで描かれています。

手編み焙煎を始めてみたい方におすすめです。

難しい手順は描かれおらず、
手書きのイラストがわかりやすいです。

1度目を通せば「やってみようかな」と思えるほど簡単。

料理をするように焙煎もしてみましょう。

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珈琲がおいしくなるヒミツ、ハンドドリップのコツも!

手編み焙煎同様、
ハンドドリップの手順がイラスト付きで描かれています。

手編み焙煎より手順に沿って、
細かく解説されています。

この本の通りに淹れてみると味の違いに驚くでしょう。

自分なりの淹れ方も大事ですが、
誰かの入れ方を学ぶのも大事です。

基本のハンドドリップに加えて、
アイスコーヒーやカフェオレの入れ方も紹介されています。

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珈琲について包括的に学んでみたい人におすすめ

こちらの本では、
そこまで手編み焙煎の論理的な部分には触れていません。
ハンドドリップはしっかり学べます。)

あくまで触りの部分だけで、
焙煎の手順もサラッと紹介します。

中川ワニさんとまかないさんの
珈琲を飲む時のマインドや、珈琲との向き合い方、
そういう日常が詰まった一冊です。

珈琲のことが学べるのはもちろん、
単純に読み物としても面白いです。

私のブログでは、
喫茶店、グルメの紹介に加えて、
コーヒーの焙煎や抽出に関する知識や、
ためになる書籍などについて発信していきます。

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それでは今回はこの辺で、

今回の書籍